
ブルーデビルズが2026年レパートリーを公開。現時点ではショータイトルは未発表ながら、フィリップ・グラス、ジョン・マッキー、ハンス・ジマー、ルドウィグ・ゴランソン、ピーター・グレイアムなど、かなり幅広い作曲家の名前が並んでいる。原曲を聴くことは、ショー構成が学べるし、自分のレパートリーを広げることにもなる。今回は公開された楽曲を順に聴きつつ、2026年ブルーデビルズを先取ってみたい。
Blue Devils 2026 Repertoire
Mishima / Philip Glass
Turbine / John Mackey
I Just Had to Hear Your Voice / Allan Rich and Jud J Friedman
Nevesk / Ted Reedy
Assembly / Dave Glyde
By Three They Come / Ryan Amon
Escape / Hans Zimmer and Richard Allen Harvey
Posterity / Ludwig Goransson
Triumph of Time / Peter Graham
原曲を聴こう!
Mishima / Philip Glass
フィリップ・グラスによる、映画『Mishima: A Life in Four Chapters』のための音楽。ミニマルな反復の中に強い緊張感があり、静かに積み重なっていく音の流れが印象的。抑えた響きの中にも、少しずつ熱量が高まっていくような力がある。
Turbine / John Mackey
ジョン・マッキーによる吹奏楽作品。タイトルどおり、タービンの回転や加速を思わせる強い推進力があり、細かく刻まれるリズムと鋭いサウンドが印象的。荒々しさとスピード感の中に、マッキー作品らしい鮮やかな色彩も感じられる。
I Just Had to Hear Your Voice / Allan Rich and Jud J Friedman
オリータ・アダムスが1993年に発表した楽曲。やわらかなピアノと歌声を中心に、相手の声をどうしても聞きたくなる気持ちをしっとりと歌い上げるバラード。大きく盛り上げすぎず、静かな切なさが余韻として残る。派手さよりも、声の温度や言葉の余韻で聴かせるタイプの曲。
Nevesk / Ted Reedy
テッド・リーディーによる、ゲーム『Diablo IV』のサウンドトラック曲。静かで暗い空気の中に、不穏な響きや重さが少しずつ広がっていく。派手に展開する曲ではないが、低く沈むようなサウンドと緊張感が印象的で、聴いているだけで荒廃した世界の空気が見えてくる。
Assembly / Dave Glyde
ブルーデビルズの音楽スタッフとして長く関わってきたデイブ・グライドによるオリジナル曲。タイトルの「Assembly」には、組み立てること、集まること、構成されていくもの、といった意味がある。他の曲とは違い、ショー全体の流れやサウンドをつなぐための重要なピースとして置かれているように思える。
By Three They Come / Ryan Amon
ライアン・エイモンによる、ゲーム『Diablo IV』のサウンドトラック曲。短い曲ながら、低く重い響きと不気味な空気が強く、暗い世界へ引き込まれるような緊張感がある。先に出てきた「Nevesk」と同じく、『Diablo IV』らしい重厚な世界観を持っている。
Escape / Hans Zimmer and Richard Allen Harvey
ハンス・ジマーとリチャード・ハーヴェイによる、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』のサウンドトラック曲。やわらかなストリングスと広がりのあるサウンドが印象的で、物語の世界を押し広げていく。繊細さとスケール感が同居した、美しくドラマティックな曲。
Posterity / Ludwig Goransson
ルドウィグ・ゴランソンによる、映画『TENET テネット』のサウンドトラック曲。低く脈打つようなビートと、時間がねじれていくようなサウンドが印象的。緊張感のある音の重なりの中に、ゴランソンらしい独特の質感とスケール感がある。
Triumph of Time / Peter Graham
ピーター・グレイアムによるブラスバンド作品。ブルーデビルズは2017年の『Metamorph』でもこの曲を取り上げている。重厚なサウンドと大きなスケール感があり、タイトルどおり、時間の流れや積み重なりを感じさせる堂々とした曲。華やかな金管の響きだけでなく、深く沈むような場面や力強く前へ進む展開もあり、ラストに向けて大きな余韻を残す音楽。
全原曲を続けて聴こう!
アルバムも聴こう!
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