
Photo by Drum Corps International
DCIは、ゼフィルスの2026年プロダクション『Neverlost』を紹介した。
『Neverlost』は、神話上の失われた古代都市Zを再発見するための冒険を描くオリジナルのファンタジー。神話、記憶、文化の継承をテーマに、人々が受け継いできた物語や伝統が、時間や距離を越えてつながっていくような世界観になっている。
大きな着想源となっているのは、イギリスの地理学者で探検家のパーシー・フォーセット。1925年、フォーセットはアマゾン地域に存在したと考えた都市を探す探検の中で、ブラジルで消息を絶った。ゼフィルスはその物語を手がかりに、失われたものを探す旅と、自分たちのルーツを再発見する物語を重ねていく。
ショーは「Launch」「Shelter」「Lost in the Jungle」「Ancient Melodies」の4つのムーブメントで構成される。
オープニングの「Launch」では、アメリカのジャズ・フュージョン・グループ、Steps Aheadの「Senegal Calling」を使用。BBCのドキュメンタリーシリーズ『Eyewitness』のテーマも組み込まれ、探検の出発を感じさせるエネルギッシュな幕開けになりそう。
2つ目のムーブメント「Shelter」では、雨から逃れて洞窟に身を寄せる場面が描かれる。ここでは、モータウンのビリー・プレストンとシリータ・ライトによる1979年の楽曲「With You I’m Born Again」がバラードとして使われる。
続く「Lost in the Jungle」では、アーロン・J・モートン、マイク・ヒル、ギャレット・ドワイヤーによるオリジナル音楽で、高エネルギーのチェイスシーンを展開。最後の「Ancient Melodies」では、失われた都市Zの発見を描き、TOTOの1982年のヒット曲「Africa」が使用される。
ビジュアル面では、ナビゲーションがショー全体の中心的なモチーフになるという。地図やコンパスといった要素も多く登場し、ゼフィルスらしいオールドスクールと新しさを混ぜたビジュアル、幾何学的なドリルやボディワークにも注目したい。
2026年は、ゼフィルスにとってDCIオープンクラスの正式メンバーとして迎える初めてのシーズン。コーとしての新しい一歩と、失われた都市を探す冒険が重なる『Neverlost』は、ゼフィルスの新時代を示すショーとなりそう。
※本記事はDCI公式ニュース(2026年5月27日)をもとにまとめています。
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