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【DCI】シアトル・カスケーズ60周年作『Against the Grain』、地元グランジを描く(公式ニュース)

Photo by Drum Corps International

DCI公式サイトで、60周年を迎えたシアトル・カスケーズの2026年プロダクション『Against the Grain』が紹介された。地元シアトルを代表するグランジを題材に、若者の自己表現や反体制的な姿勢、既成の期待に逆らう中で見つかる美しさを描いている。

シアトル・カスケーズは、節目となるシーズンに自分たちの街へ敬意を表す作品を選んだ。制作陣は、グランジと60周年、シアトルという要素を『Against the Grain』の考え方で結びつけ、地元の音楽文化をそのまま再現するのではなく、大胆に作り変えたと説明している。

ショーは、亡きカート・コバーンの存在を感じさせるニルヴァーナの1993年の楽曲「Heart-Shaped Box」で始まる。そこからアリス・イン・チェインズのデビューアルバムに収録された「Man in the Box」へ進み、重く荒々しいグランジのサウンドがさらに強まっていく。

レパートリーには、イーゴリ・ストラヴィンスキーの「The Rite of Spring(春の祭典)」も組み込まれている。クラシック作品を挟んだ後、終盤ではニルヴァーナとアリス・イン・チェインズの音楽が力強く戻り、それまで随所にモチーフが現れていた「Smells Like Teen Spirit」が本格的に展開され、爆発的なフィナーレへ向かう。

シアトルを象徴する音楽と『春の祭典』を交差させながら、グランジが持つ反抗心や若者の感情をドラムコーのサウンドと表現へ置き換えた『Against the Grain』。60年の歴史を振り返るだけでなく、シアトル・カスケーズの現在を地元の文化と結びつけた作品となっている。

作品の曲目とイメージは、シアトル・カスケーズ公式YouTubeの2026年ショートレーラーでも紹介されている。

※本記事はDCI公式ニュース(2026年7月22日)をもとにまとめています。

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